新聞やテレビ、ネット等でいろいろ紹介されているが、この記事が一番わかりやすい表現で
再審決定判決の流れを書いているようだ。
”何が「袴田巌」を死刑から救ったのか” 門田隆将という著者は 実は知らない名前だが、
わかりやすく解説しているので 是非 一読をお勧めします。
報道によると 48年間の刑務所生活で 心身共に疲労の極限のようだ。 年齢からくる病もあり、死刑の恐怖からの精神的な傷めも加わっていると言われている。 |
事件が起きた1966年を思い出してみた。
ビートルズ日本公演が武道館で行われた |
北海道の最北の高校生だった自分がビートルズに興味があった訳ではない。
しかし鮮明に覚えているのは 当時某商店に住み込みで学校から帰校後、酒お米等の配達アルバイトをしていた時と重なる。そこの女店員達が ビートルズに熱狂的で、それこそ大騒ぎだったので、テレビのニュースも良く見た記憶があるのだ。
(当時の日記を探してみたが、我が家の引っ越しで行方しれず、手もとには無い。)
あれから48年、自分の過ぎこしかたはそれなりに波乱万丈だが、ずーっと刑務所で過ごした袴田巌氏の無念さを思うと、かけるべき言葉が見つからない。
検察の恐ろしさ、それと協調してきた裁判制度が 2度と繰り返されない様に願うばかりだ。
2009年から施行されている”裁判員制度”が、今回 袴田さんを救ったとする門田氏の文章に
納得するとともに、これを支える事を心がけて行きたいと 切に思った次第である。
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